爪水虫の分類

爪水虫について

爪水虫はいくつかのタイプに分けることができます。

感染経路や特徴などから、大きくわけて次の4つのタイプに分類することができます。

タイプ白癬菌の侵入経路特徴
遠位・側縁部爪甲下型
(えんい・そくえんぶそうこうかがた)
爪の遠位部(先端部や側縁部)から侵入
  1. 爪の先端部や側縁部が変色しポロポロと欠ける
  2. もっとも多いタイプ
近位部爪甲下型
(きんいぶそうこうかがた)
爪の近位部(爪と皮膚をつなぐ爪上皮=甘皮)から侵入
  1. 爪のつけ根が白く濁る
  2. 進行が早い
白色表在型
(はくしょくひょうざいがた)
爪の表面から侵入
  1. 爪の表面が白くなる
  2. 珍しいタイプ
全層異形成型
(ぜんそういけいせいがた)
上記のいずれかの経路から侵入
  1. 爪全体に症状が発生する
  2. 上記のいずれかのタイプが、治療されずに放置された場合になる
  3. 歩くたびに激痛を感じる場合もある

出典:爪白癬 | e治験.com

例えば、2番目の「近位部爪甲下型」では、爪の付け根部分(甘皮)に重点的に薬をつけた方が効果的になります。タイプによって、薬の付け方や治療期間なども変わってきますので、自分がどのタイプが確認しておくといいでしょう。

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