爪水虫と冷え性の関係

爪水虫について

冷え性の人は水虫になりやすいという統計データがあるそうです。この両者はすぐには結びつかないですが、よく考えると関連性が見えてきます。

血行不良と免疫力の低下が関係

冷え性の主な原因は血行不良です。
血行不良になると足先などの末端では、酸素や栄養分の供給が滞って新陳代謝が低下します。そうすると、肌のターンオーバー(角質の生まれ変わり)が遅くなり、角質が厚くなります。
厚くなった角質は白癬菌の格好の住み家となります。もし、白癬菌に感染する機会があった場合は定着しやすくなります。これが冷え性になると水虫になりやすい理由の1つと考えられます。
もう一つは、血流が悪くなって体温が低下すると、免疫力も低下します。体温が1度下がると免疫力は30%低下すると言われています。白癬菌は人間の免疫機構の及ばない皮膚の1番外側に寄生しますが、それでもある程度は免疫の影響を受けます。免疫力が低下すると、白癬菌が活動しやすくなると考えられます。
水虫に感染している場合、爪水虫に感染している割合も高くなるため、冷え性の場合、爪水虫にもなりやすくなると言えます。

対策は

水虫・爪水虫の感染を防ぐには清潔に保つことが1番です。
また、冷え性の改善には、体質改善や身体を温める食べ物を摂ることが有効です。一般に冷え性の主な原因は筋肉量の不足と言われています。定期的に運動をして、筋肉をつけ、体温が上がりやすくするといいでしょう。

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