爪水虫は再発しますか

爪水虫に関するFAQ

爪水虫になって、市販薬を使ったり皮膚科で治療を受けていても途中で止めてしてしまう人も多いのだそうです。

最も多いといわれているのが、止めてしまうというより爪水虫が治ったと勘違いしてしまうパターンです。つまり、実際は爪水虫が完治していないのに、症状がある程度治まれば完治したと勘違いしてしまうのです。治ったと判断して本当にに完治していれば問題ありませんが、症状が治まっても完治まで至っていないケースが多いのです。ですので、何年も続けて爪水虫の症状を繰り返すという方がいらっしゃるというわけです。

爪水虫の原因である白癬菌は湿度が高く気温が高い状況を好みます。気温が低くなれば白癬菌の活動は活発ではなくなりますから、感染したままでも症状が治まります。治ったと勘違いしてしまう原因はここにあります。

次に治療費や治療期間の問題です。爪水虫になってしまうと特に治療期間が長くなり、それに伴って治療費も負担が大きくなってしまいます。また、治療期間は短くても半年程度はかかってしまいます。そうなると、病院に通院するのもおっくうになってしまいますし、少しでも症状が軽くなっていれば、通院しなくてもこのまま治ってしまうのではないかとも考えがちですね。

しかし、途中で治療を放棄してしまうと再発する可能性は十分にありますから、医者から「あなたの足(手)には、もう水虫菌はいませんから、もう大丈夫です」といわれるまでは根気よく治療をがんばりましょう。

足裏の水虫が再発して爪に移動するパターンも

爪水虫が完治しても、足裏に潜んでいる白癬菌が、元気をぶり返して再度爪水虫に感染する場合があります。
これを防ぐにはとにかく足を清潔にしておくことです。
と言っても、特別なことは必要なく、お風呂の際に足の裏や指の間を丁寧に洗うだけでかまいません。

特に薬指と小指の間は念入りに洗うようにしてください。ここは密着しているため、菌が残りやすいと言われています。
冬の間も油断せず、丁寧に洗いましょう。毎日丁寧に洗えば、白癬菌の餌となる古い角質も少なくなります。

ただし、あまりゴシゴシとこすらないでください。擦り剥けたり、傷が付くと、化膿する可能性もあります。石鹸を使ってやさしく丁寧に洗うようにするといいでしょう。

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